福岡県
2024年1月27日(土)

@こども食堂CIRCLE

概 要

みんなでお米について勉強しながら、おにぎらず・だぶ・ちぎってかんたん浅漬けを作って食べる料理教室です。

レポート

「こども食堂CIRCLE」の子ども達と開催したmog mogふるさとキッチンin福岡。午前の部、午後の部で総勢32名の子ども達が参加してくれました。

毎週水曜開催の際には100人以上の子ども達が集まる「こども食堂CIRCLE」さんは古民家を改装して作られたそうで、建物は温かく穏やかな空気が流れていて、子ども達の居心地がよさそうな雰囲気でした。

福岡でのお米の授業をしてくれたのは、福岡県若宮市でお米を生産する安河内農産の代表の安河内豊考さん。お米がどうやって作られているかについて、スライドを見せながら丁寧に教えてくれました。安河内先生のところでは、田植えをしたあとに、あいがもを田んぼに放って稲を育てる「あいがも農法」を行っているそうで、あいがもが動き回ることによって雑草が生えてこないようしてくれたり、害虫を食べてくれたりすることを教えてくれました。お米が生成されるまでの乾燥籾、もみ殻、玄米、米ぬか、白米をできる順番で並べてみたり、色や形や重さなど見比べてみたりしました。

今回、料理教室で作ったのは、福岡の郷土料理の「だぶ」と「おにぎらず」と「浅漬け」。料理研究家の幾田敦子先生が教えてくれました。さっそく、みんなで「だぶ」チームと「浅漬け」チームにわかれて、材料を切っていきます。だぶチームは、人参、れんこん、大根、ごぼうなどの根菜と鶏肉を切っていきます。硬い野菜や柔らかい鶏肉を切るのにみんな苦労していました。 浅漬けチームの子どもたちは、ピーラーで薄く切った人参やキャベツを手でちぎって、ビニール袋にいれて、もみもみ握って野菜をしんなりさせて浅漬けを作りました。 安河内先生のところであいがも農法で育てられたお米を使って、おにぎらずを作ります。炊きたての美味しいお米をつまみ食いしながら、福岡の明太子ソースをつけて、ラップではみ出さないように包み込んで、上手におにぎらずを作りました。

大きな声でみんなで一緒にいただきます!をいって、自分で作ったおにぎらずや浅漬けと材料を切ったたぶを食べました。だぶがとっても美味しかったようで3杯おかわりする子もいましたよ。

<参加した子供たちの感想>
●苗の植え方、白米が出来るときのことがよくわかりました。
●おにぎらずなど今日作った食べ物の作り方をよく知れてうれしかったです。
●家でも作って妹たちに食べさせていです。でも、鶏肉が切れにくく大変でした。
●ごはんおいしかったです!お米の話面白かったです。福岡のお米が金賞とったことにおどろきました。楽しかったです。
●今日はとりにくや野菜を切るのが楽しかったです。これからももっと料理のお手伝いなどをもっとしたいです。すごく楽しかったです。

mog mog ふるさとキッチン

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