@沖縄ガスショールームゆーくる
概 要
琉球料理伝承人・ロワジールホテル副総料理長の三澤陽一さんをお招きし、沖縄県のお米で作るジューシーやゴーヤチャンプルーやイナムドゥチなど、地域の郷土料理をみんなで作って、みんなで楽しく食べる料理教室です。
レポート
2024年1月21日(日)に沖縄で開催したmog mogふるさとキッチン。今回は沖縄受験ゼミナールに通う子供・保護者の親子ペアで参加する料理教室を沖縄ガスゆーくるにて開催しました!
沖縄県が認証している「琉球料理伝承人」であり、ロワジールホテル副総料理長 兼 中華料理長を務める三澤陽一さんが講師として登壇。また、琉球料理保存協会のみなさんや、琉球料理伝承人として沖縄で活躍している料理人のみなさんが料理教室を応援しにきてくれました。
今回作るメニューはジューシー、ゴーヤチャンプルー、イナムドゥチ。三澤先生の指導のもと、まずはジューシーの材料を切っていきます。ジューシーの材料は全てを5ミリ角に切りそろえます。
「琉球料理はおもてなしの料理。心をこめて丁寧に切りそろえましょう!」と見本を見せながら、美しく材料を5ミリ角に切っていきます。豚肉は切りにくいけれど、手でしっかり押さえて、とにかく丁寧に切っていきましょうと教えてくれました。「ゴーヤチャンプルーの調味料は塩のみです。」その言葉に、参加していた保護者がビックリしていました。また、三澤先生のゴーヤーの薄切りの速さや卵を片手で割るところに驚きの感嘆も。琉球料理伝承人の技がさえわたっていましたよ。
料理の作り方を教えてもらって、さっそく、親子ペアで調理にチャレンジします。子ども達が素直に三澤先生の言葉にしたがって、とても丁寧に材料を切っているのが印象的でした。小さい子はお肉を切るのが難しかったようで、パパやママに手伝ってもらっている子もいました。親子で作ったジューシー、ゴーヤチャンプルー、イナムドゥチ。どの親子もとっても上手できていて、みんな笑顔で一緒に作った料理を食べました。
最後に琉球料理保存協会理事の真栄田貞子さんから「毎月第3木曜日は、琉球料理の日です。少しでもお家で琉球料理を作って食べて、子ども達に伝えていって欲しいです」とお話があり、みんな真剣に耳を傾けていました。
<参加した子供たちの感想>
●ゴーヤチャンプルーは作ったことがあるけど、ここでつくったらそんなに苦くなくておいしかったです。またこっちにきて、みんなで作って食べたいです。
●豚肉を切るのがむずかしかったけど、とてもたのしかった。
●意外なものや身近な食べ物が琉球料理だと知ってびっくりした。
●ほとんど家で料理をしないので、切るのがたのしかったです。
●いろんなことが知れたり、料理ができて楽しくておいしかったです。
<参加した保護者の感想>
●子供に今まで料理などをさせていなかったが、意外に器用で驚いた。新たな発見のあった一日だった。
●一緒に料理をすることがほとんどないので、いい機会になりました。
●普段から沖縄の食材を使うようにしていますが、今日を期にさらに使いたくなりました。とても良い体験ができ、参加して本当に良かったと思います!
●塩のみで作るゴーヤチャンプルー。いつもそばだしを入れて作っていたので薄くないかと心配でしたが、とてもおいしかったです。ありがとうございました。
●正式な作り方を習うことができて、大変勉強になりました。娘がゴーヤーを食べているのを見て、うれしく思いました。いつも義母のジューシーや料理に頼っているので、自宅でも作ろうと思います。貴重な機会をありがとうございました。