沖縄県
2023年12月2日(土)

@我如古区公民館 ゆーでぃき家 子ども食堂

概 要

沖縄県のお米のお話やうちなー料理クイズなど。身近なうちなー料理をみんなで作ってワイワイ楽しく食べる料理教室です。

レポート

第2回目のmog mogふるさとキッチンは沖縄県宜野湾市のゆーでぃき家 子ども食堂の子ども達と一緒に我如古区公民館で開催。 講師には、「あーずー」こと仲間あずみさん(にぬふぁぶし代表)と、「とーもー」こと佐喜真智江さん(うちなー料理家・琉球料理研究家・琉球漆器伝道師)をお迎えしました。

自己紹介を経てはじまった料理教室。まず最初はチーム対抗で行う沖縄の食材についてのクイズ大会。正解するとポイントとして黒糖が配られ、優勝したチームには賞品があるとあって、子ども達はみんなで話し合ってクイズに挑戦して大盛り上がり。 写真を見比べて、アグー豚と西洋豚の違いは何かな?というクイズでは、「色が違うー!」「鼻のかたちが違う!」「背中の形が違うー!」とみんな必死に回答していました。 また、子どもたちには味覚を感じてもらうために、もずくの塩抜き前と塩抜きしたものと味付けしたものの食べ比べや、カツオでとった出汁とアグーでとった出汁の味比べもしてみました。

今回の料理教室のお米の授業でも、籾(もみ)から皮を取ってみたり、精米体験としてビンにいれた玄米を綿棒でゴリゴリ潰して白米にしてみる精米体験もしてみました。 また、土鍋でお米を炊く際には、子ども達がお米を研いで、分量の水を入れたり、お米が沸騰してくるまで鍋につきっきりで様子を見たりと、炊き上がるまで体験しました。

料理教室でみんなが作った郷土料理はフーイリチー(フーチャンプルー)ともずく酢。 フーイリチーは、調理前に沖縄のくるま麩を触ってみて、感触を体験。くるま麩をちぎって、水に浸して柔らかくなったものを卵と混ぜました。卵とくるま麩をにぎにぎして混ぜるときに気持ちいい~と感触を楽しんでいる子もいました。

具だくさんのフーイリチーに入れる野菜もみんなで切りました。はじめて包丁を使う子もいたようで、おっかなびっくりな様子でしたが、丁寧に切ることができました。 もずく酢の三杯酢も作りました!お醤油、砂糖、お酢、お出汁の量をチームのみんなで味見しながら、うーん、ちょっと甘みが足りないような?と言いながら作っていました。

炊きたての土鍋ごはんと、みんなで作ったフーイリチー、もずく酢、そして、とーもー先生がアグー豚を3時間以上煮込んだイナムドゥチが完成して盛り付けます。
今回、とーもー先生が子ども達のために沖縄に伝わる本物の琉球漆器で食べて欲しいということで、器を特別に用意してくれました。美しい漆器に子ども達も思わず目を輝かせて歓声をあげながら、きれいに盛り付けをして、みんなで美味しくいただきました!

<参加した子供たちの感想>
●沖縄の料理を知ることができて、とても勉強になりました。料理できてとても楽しかったです。
●フーチャンプルーでフライパンをつかった。いただきますをした時、自分で作ったと思うとたっせいかんがあった。
●みんなで作ったごはんをみんなで食べておいしかったです。
●今日わたしがたのしいと思ったのは、切るのといためるのです。なぜなら、いためるのははじめてで、切るのは切りにくいけど切れたからたのしかったです。

mog mog ふるさとキッチン

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